仕事を辞める原因とは

近年、高齢化社会の到来と共に福祉施設が増えてきています。それに伴い、介護の仕事に従事している人も増えてきています。
しかしその反面、仕事を継続することが困難となり辞める人も多いようです。辞める人は、どのようなことが原因でその決断をするのでしょうか。
1つ目の原因は、勤務内容が辛いということが挙げられています。そもそも、老人ホーム等の入居型の施設で働くスタッフは、24時間体制の勤務形態を強いられます。そのため、月々の勤務は日勤と夜勤が併存することになります。日勤の場合は、朝9時から夕方18時くらいまで勤務することが多いようです。
また夜勤の場合は、午後16時位に出社をし翌日の午前10時位まで勤務をすることになるようです。このような時間帯が大きく異なる勤務形態を強いられると、肉体的にも精神的にも負担が大きくなってしまいます。そのため生活リズムが狂い、体調を壊しやすくなる場合もあるようです。そのことが原因で退職を選択する人は少なくないようです。
また、2つ目の原因としては、職員間のトラブルが挙げられます。介護の仕事では、今でも女性が多く勤務をしているようです。そのため、女性特有の神経を使う場面が多くなってしまうようです。些細な食い違いや意思疎通ができないことが原因で、いじめや陰口を受けたりすることが少なくないようです。そのような状況は、いじめる側が上司の立場にある場合には、上司に迎合する形でその部下と共にグループを形成し、大人数によって1人の人をいじめる構図に発展する可能性もあります。このような状況に至ってしまった場合、それを改善することは困難なため、潔く退職をすることが賢明であるかもしれません。